Locus ~stories ~

主にありふれたシチュエーションをモノローグみたいな感じの書いてるポエムです。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

もしもだよ。

もしもだよ。 キミが好きってアタシが言ったならどうする? もう、どうでも良いから答えてよ。 えっ、そ、そうなの⁉ イヤでは無いんだね。 じゃ、もしもじゃってならどう? 答えは変わんない?

そうなんだ…。

そうなんだ…。 キミってあたしを好きなんだ。 ビックリしちゃった。 キミがあたしのことをそうなふうに思ってたなんて。 イヤって言ってないよ。 そう。あたしもなんだ。

あっ、あの…。

あっ、あのね。 アタシ、キミのことが好き。 今言わなきゃダメだと思ったから…。 だって、卒業したら逢うってことがなくなりだもの。 自分の口から直接キミに言わなきゃ伝わらないって思ったから。 ねぇ、良かったら返事を聞かせて。

好きだから。

あたし、キミが好きだから。 違うわよ。 男の子としてだよ。 キミがあたしをどう思ってるかは知らないけどね。 ちょっと、様子が変だよ? もしかすると脈ありだったりする? それならキミにちゃんと告っちゃおうかな♪

ペイン

キミを想うと胸がギュッとなっちゃう。 アタシが一歩遅かったから。 ずっと一緒だと油断してたから。 キミの隣に居るのはアタシじゃない、女の子。 ホンのちょっと勇気があったなら…。

バカみたい。

もう、あたしがバカみたいじゃない。 好きなら好きってもっと早く言ってくれたら良いじゃない。 それは、キミに好きな女の子が居るって聞いたから…。 だって、あたしだと思わなかっただもの。

どうかな?

アタシってのはどうかな? その、キミの彼女になるのって。 それは好きだからだよ。 冗談やからかってなんかないから。

キミも?

えっ、キミも? あたしも好きな人がいるんだ。 えっ、それはキミなの。 でも、キミに好きな子がいるのなら諦めるしかないかな。 それって、どういうこと? キミが好きなのってあたし? なんだ、それなら諦めないでいいよね♪

好き?

キミってアタシのことが好き? ヤダなぁ、ちょっと聞いてみただけだけよ。 でも、この反応からするとひょっとして図星? うふっ、どっちだと思う?

あのね。

あのね、キミって好きな子っていたりする? だったら、あたしと付き合ってくんないかな? そんなのキミが好きだからだよ。 ダメかな?

鈍感。

鈍感だったのはアタシ。 アイツがアタシを好きだってのに気づかなかった。 アイツから告白されて気づくだなんて。 アタシはアイツの事をどう思ってるの?

ちょっといい?

あのさ、ちょっといい? 確かキミって彼女は居ないよね? それならさ、あたしと付き合う気はないかな? うん。 じゃ、返事を待ってるからから考えてみてね♪

ア、アタシ…。

ア、アタシ、キミのことが好きなの。 ほら、卒業しちゃうじゃない。 だから、その前にキミにコクっちゃおうって思って。 あっ、ダメならダメでかまわないから。 ホント? それなら思い切ってコクって良かった。 友達以上恋人未満からも卒業しちゃった♪

もうすぐ…。

もうすぐ、あたしたちも卒業だね。 ねぇ、卒業式を迎える前にキミに言っときたい事があるのだけど…。 ど、とうして、そうだと分かったの⁉ えっ、キミも同じ事を思ってたんだ。 じゃ、答えはお互いに聞かなくたって同じってことだよね♪

どうかした?

ねぇかどうかした? アタシに何か言いたいことでもあるの? えっ、それってコクってるの? アタシ、イヤだって言ってないんだけどな。 えっと、うん。 そういうことよ♪

バレンタイン

ねぇ、チョコって貰った? もう、今日ってバレンタインじゃない。 だから、はい。これ。 何って、チョコだけど。 これでも、彼女だからね♪

迷惑かな?

明日はバレンタインだけど、あたしからチョコなんか貰ってもアイツは嬉しくなんかないよね? きっと、そうに決まってるよ。 だけど、もう買っちゃったし…。 やっぱり、迷惑かな?

アタシもだよ。

それはアタシもだよ。 その、好きってことは…。 うん。 アタシの片想いだって思ってた。 うん。 まさか、キミに想われてたいただなんて思わなかった。 アタシ、今が一番しあわせかも知んない。 だって、キミから告白されたのだもん♪

どう?

ねぇ、あたしを彼女にするってのは、どう? もう、こんなのキミを好きだから言ってるのに決まってるじゃない。 ちょっと、何か言ってよ。 やっぱり、あたしじゃダメ?

そう思う。

アタシ、好きみたいなの。 だから、キミの事を。 アタシにそんなふうに思われるのって迷惑かな? そう、それなら良かった。 じゃ、少しぐらいは考えてくれない?

たって、その…。

だって、その、キミには好きな子がいるんじゃないの? なんだ、アタシだったんだ。 だったら、もっと早く言ってよね。 アタシ、待っていたんだからね♪

だから、その。

だから、その。 好きなの。 あたし、キミのことを。 えっと、うん。 本当。 なんで、あたしがキミを好きってからかわなきゃいけないの? それじゃ、こうしたら本当だって分かってくれるよね? チュッ♪ あたし、からかってキスなんかしないから。

好きだから。

そんなのキミが好きだからに決まってるじゃない。 えっ、気づいてなかったの!? もう、バカ。鈍感。 なんでアタシったら、こんなの好きになっちゃったかしら?

そんなことは…。

アタシ、そんなことはないよ。 キミから好きって言われたこと。 うん。 イヤなんかじゃないから。 その、アタシも好きなのキミのことが。

キミだよ。

あたしが好きなのはキミだよ。 本当だってば。 ねぇ、なんでそんなの聞くの? ふ〜ん。 誰かが言ってたのを聞いたんだ。 それで気になって、あたしに尋ねたってわけ? それって、あたしを好きって思ってもいいわけなんだよね? ちょっと、なんでそこで黙るのよ。…

アタシ…。

アタシ…。 ううん。やっぱり止めとく。 あっ、気にしなくたっていいから。 キミが気にするようなことじゃないしね。 本当、なんでもないったら。 うん。 本当になんでもないから…。

バカじゃない。

バカじゃない。 あたしがキミを好きだなんてことはないから。 なんで、そんなことを聞くのよ。 もう、そんなことってないから。 ホント、キミが好きってことなんて…。

キミだから…。

それはキミだから…。 もう、アタシが好きなのはキミだから。 うん。 ホントにホントだよ。 どうすればキミは信じてくれるのかな? えっ、キスしたらって!? 分かった。 チュッ♪ これで良いよね。 ウフフ。 キスしてあげたからもう恋人だからね♪

あの…。

あの、キミってあたしを好きなのかな? えっと、そんな気がしたから。 だけど、あたしの気のし過ぎだよね。 ごめん。 おかしなことを聞いちゃって。 えっ、その通りなの!? そんなことないよ。 あたしもキミのことが…。