Locus ~stories ~

主にありふれたシチュエーションをモノローグみたいな感じの書いてるポエムです。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

どっち?

さっきキミが言った好きってのはどっち? 友達として? 女の子として? アタシは友達としてではないから。 ねぇ、キミはどっち?

キミも?

えっ、キミも? 実はあたしもなの。 そう、好きなの…。 言ったって相手にされないって思ってたから。 それなら友達のままでもキミと一緒に居られる方が良いなって思ったの。 えっと、手を繋いで歩きたいの。 その、出来たら恋人繋ぎで…。

キミを想えば。

キミを想えば、アタシの胸がギュッとなるのはなぜ? こんな経験今まで一度もなかったのに。 ひょっとして恋してるっていうの? あり得ないわよ。多分、きっと…。

あたしも…。

あたしもキミが好き。 うん。 ねぇ。手を繋がない? 意外と照れくさいものだね。 手を繋いでるだけなのに。

ホント?

アタシが好きってホント? 分かってる。 キミが冗談半分でそんなの言わないって事ぐらい。 だから、確認のため。 アタシもキミが好きよ♪

ダメなの?

あたしに興味は無いの? もう、友達じゃなくって女の子としてよ。 ホント⁉ 信じられない。 だって、そんな素振りも見せてないもの。 じゃ、それをちゃんと言って。

そうなの?

へぇ、そうなの? キミって付き合ってる子っていないんだ。 なんか意外だったよ。 えっ、アタシもいやしないわよ。 えっ⁉ えっと、その…。 構わないわよ。 アタシはキミだったなら…。

そんなの…。

そんなの、キミが好きだからよ。 ねぇ、キミはどうなの その、あたしのことが好き?

好き?

アタシを好き? 何となく聞いてみただけよ。 本当に何でもないから。 なんて、ウソ。 ねぇ、キミはどっちだと思う?

乙女心

…だからだよ。 もう、あたしもだってことよ。 分かってないんだから、もう。 複雑な乙女心ってのを。 あたしも乙女心ぐらいあります。 だって、女の子なんだから…。

ア、アタシ…。

ア、アタシ…。 アタシはキミを好きなの。 本当にだよ。 からかってなんかないから。 じゃ、キスでもしたら信じてくれる? えっと、それじゃ…。 チュッ♪ これで良い?

そんなこと。

そんなことはないよ。 だって、あたしもキミが好きだから。 えっと、ずっと前からかな。 うん。 あたし、ダメだって思っていたから。

バカ…。

バカ…。 断るわけなんてないよ。 だって、アタシもだから…。 えっと、しないの? だって、告白が成功したのだからするんじゃないの? その、キスを…。

鈍感。

ホント、鈍感なんだから。 どうして好きってのに気付かないのかな? あたしってそんなに魅力ってないのかな? 男の子ってやっぱり胸の大きな女の子が好きなのかな?

ダメ?

アタシではダメ? その、アンタの彼女。 からかってそんなことを言いやしないったら、もう。 そんなのアンタを好きだからに決まってるでしょ。

あのね。

あのね。 あたしもキミが好き。 うん。 ホントよ。 ねぇ、好きだって証拠をみせて? バカ。 女の子から言わせないでよ。 もう。

それで?

それで、どっちなのかな? アタシのことって好き? それとも嫌い? あっ、だって友達じゃんとかは無しよ。 尋ねてるのはあくまでも一人の女の子としてだからね。 もう、誤魔化そうとしないで。 ちゃんと答えてったら。

それでも…。

あたし、それでもキミが好き。 たとえ友達だとしたって好きだって事でしょ♪ だったら、あたしがキミを意識させてるように頑張ったら良いだけじゃない。 ねぇ、そうでしょ? キミに彼女は居ないのだから。

好きだよ。

えっ、好きだよ。 うん。 アタシがキミをよ。 違うの? さっき告白してくれたのじゃ…? ホントだってば。 じゃ、その証拠に。 チュッ♪ これで分かってくれた?

あのさ…。

あのさ、あたしを好き。 ちょっと聞いてみただけよ。 良いじゃない。 別になんでだって。 知らない。 もうバカ!

それって…。

それって、アタシを好きってことなの? ねぇ、本気で言ってるの? 冗談半分だったなら怒ってビンタしてたわよ。 何でって、鈍感過ぎない? そんなのアタシも好きだからでしょ♪

バカ。

もう、バカ。 何であたしったら、あんなヤツを好きになっちゃったのだろう? そんなにあたしって魅力ないのかしら? ハァ〜。 最近ため息をついてばかりだよ。

アタシは…。

アタシはキミが好き。 キミがアタシの事をどう思ってるかは知らないけど。 えっ、待って。 まさか、すぐに返事してくれるなんて思わなかったから心の準備が…。 ふぅ〜。 もう良いわ。 返事を聞かせて。

好きなの?

キミってあたしが好きなの? その、何だかそんな気がするから。 ゴメン。 今言った事は忘れて。 何言ってんだろ。 あたしったら、もう。 えっ、気のせいじゃないの? そんな事ないよ。 だって、あたしもだから…。

星に願いを

アタシの願いが叶うのならキミと逢いたい。 今は遭いに行けないのがもどかしい。 逢いたいのに逢えないってこんなに辛いのね。 織姫も今のアタシと同じ思いなのかな?

あのね。

あのね。 あたし、キミが好き。 キミはあたしの事を好き? それって本当に? それならあたしと付き合わない? マジで言ってるから、あたし。

それは…。

アタシに好きな子がいるのがって? 一応いるよ。 どうしてそんなの聞くの? えっ、それは…。 言わなきゃ分かんないほど、キミって鈍感なの?

ホントに?

またまた、あたしをからかっているんでしょ? えっ、ホントに? その、嫌だなんて思ってなんかないよ…。 だから、その。 あたしだってキミを好きだから…。

ねぇ。

ねぇ、あの子と付き合ってるってホント? えっ、ちょこっと気になっただけよ。 ウワサになってるからさ。 へぇ、ガセネタなの? そっか、ガセネタなんだ。 別にキミの事なんて、アタシなんとも…。

ダメかな?

ねぇ、あたしってのはダメかな? 何かってキミの彼女になるのって。 バカ。 好きだからに決まってるじゃない。 良いからこうやって言ってるの。 うん。 じゃ、今日から恋人よ♪