Locus ~stories ~

主にありふれたシチュエーションをモノローグみたいな感じの書いてるポエムです。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ねぇねぇ。

ねぇねぇ、あたしがキミを好きって言ったならどうする? もう、真に受けないでよ。 軽いジョークだったのに。 何、むくれているのよ。 ひょっとして満更でもでもなかったのかな?

あのさ。

あのね、キミって気になってる子って居たりするのかな? ちょっと、聞いてみたくなっただけ。 特に意味は無いの。 えっ、アタシ⁉ アタシはその…。 良いじゃない。 そんなのどっちだって。 どうなのよ。 キミは。

キミは…。

キミってあたしを好き? もう、そういうんじゃなくって女の子として意識してくれてるって意味でよ。 えっと、あたしはキミの事は男の子として意識してるよ…。 ちょっと、笑わないでよ。 ちゃんと答えてってば。

どうかな?

ねぇ、アタシと付き合うつもりある? もう、何処か行こうとかの付き合うじゃなくって、交際って意味で付き合うって事よ。 そう、キミにコクってるの。 それでどうかな?

そうなの。

うん、そうなの。 あたし、キミの好きなんだ。 いきなり、コクられても困っちゃうよね。 だけど、あたし。 言わないと後悔しちゃいそうだから。 YesでもNoでもどっちでもいいの。 返事を聞かせて。 待ってるから、あたし。

好きなのは…。

えっと、アタシの好きなのはキミだから…。 嘘じゃないよ。 本当によ。 でも、どうしてこんなの聞いたの? もしかしたら嫉妬してる? もう、本当のことを言ってよ。

本当よ。

あたしだって好きよ。 もう、本当よ。 キスでもしたら信じてくれるかな? チュッ♪ こんなのするのってキミだけだから…。

好きみたい…。

笑わないで聞いてね。 どうやら、アタシ、キミが好きみたいなの。 もう、笑わないでって言ったのに。 うん。 マジで。 友達だからとか、そうじゃなくて男の子として。 つい最近そう思うようになったようなの…。 だって、こんなの今まで感じた事なんて無かっ…

バカなんだから。

もう、バカなんだから。 早合点しないでってば。 イヤだなんて言わないわよ。 えっ、うん…。 そうだよ。 アタシだって好きだもん♪

つよがり。

はぁ。どうしてあたしがキミを好きだって思うの。 そんなはずある訳ないじゃん。 バカも休み休みにしなさいよ。 そんなのこれっぽっちも無いわ。 本当によ。 あたしがキミを好きだなんてありゃしないわ。 ホント、ありゃしないから…。

それはね…。

えっ、それはね…。 その、好きなんだ。 アタシ、キミのことをね。 でも、迷惑だよね? アタシみたいなのに想いを寄せられていても。 えっ、ウソ⁉ そうだったの。 ねぇ、手を繋いでくれないかな?

どうしたら。

やっぱり、幼馴染みだと対象外なのかな? それともあたしってそんなに魅力が無いのかな? アピールしてるの気付きやしない。 どうしたら、アイツは振り向いてくれるのかなって

どうなの?

キミって好きな子がいるの? えっ、ちょっと気になっただけだよ。 別にいいじゃない。 そんなの。 ねぇ、どうなの? 好きな子にっているの?

だって…。

だって、好きなんだもん。 その、アタシがキミの事を。 えっと、ずっと前から…。 ねぇ、キミはアタシの事をどう思ってくれてるのかな?

だからさ。

だからさ、あたしと付き合っちゃおうよ。 カノジョが欲しいんでしょ? だったら、あたしはキミのことが好きなんだから良いじゃない。 もう、意地っ張り。 何であたしじゃダメなのよ。

バカなんだから。

ホント、バカなんだから。 断る訳なんかないよ。 待たせすぎだって、もう。 アタシも好きなんだから♪

好きって。

もう、好きって言ってみなよ。 しらばくれてもムダだって。 そう。 それなら他の男の子と付き合うかな。 動揺しちゃって。 あたし、、キミ一筋なんだから。

ねぇ。

ねぇ、アタシを好きなの? その、そんな素振りばかり見せてるからさ。 うん。 丸わかりだったよ。 嫌いならそんなの聞いたりしないんだけど。

だとしたら?

あたしも好きだとしたら? だから、キミが好きだとしたら? さっき、あたしに好きだって言ったよね? もう、あたしもキミを好きだとしたら? やっと気付いたんだ。 バカ、そういう事だよ。

もう一度。

さっき、なんて言ったの? もう一度言って。 今、アタシんコトを好きだって言ったわよね。 勘違いしないで。 アタシ、イヤだなんて言わないわよ。 待ってたんだから、キミがそう言ってくれるのを。

片想い

ほんのちょっとの勇気がアタシにあったなら、カレの隣に居たのに。 ダメね。アタシって。 いつもそう。 大事な所に弱気になっちゃう。 バイバイしなきゃ。 片想いに。

だから…。

あたしもだから…。 その、好きなのは。 うん。 そうなの。 まさか、キミもあたしのことを好きだって思ってなかった。

あのね。

あ、あのね。 アタシ、キミのことが好き。 ウソなんかじゃないったら、もう。 ホントにホントだって。 だからさ、アタシと付き合ってくれない?

あ、あたし‥。

あ、あたし‥その‥。 だ、だから、そのね。 そ、その、あたし、キミが好きなの。 う、うん。 ホントにだよ‥。 ど、どうかな?

好き。

アタシも好き。 その、キミが。 だから、そういうことよ。 えっと、うん。 その、ヨロシクね♪

桜花

キミと付き合い始めたのも桜の季節だったよね。 もう、忘れちゃったの。 アタシは今でも告白された日のことを覚えるってのに。 えっ、それってプロポーズ? うん。 アタシもずっとキミと桜の季節を過ごしたい。

そうだよ。

えっ⁉ う、うん。 そうだよ。 あたし、キミの事が好きよ。 キミがさ、あたしの事をどんな風に思ってるかは知らないけど。 あっ、これってキミにコクった事になるのかな? えっと、なんでこんな事を聞いたのかな? その、ひょっとしたらキミもあたしの事が‥。

手を繋ごう。

あのさ、手を繋ごう。 ほら、付き合ってるのだからさ。 えっと、うん。 でも、案外照れちゃうもんね。 どうしたの? アタシの顔をしげしげと見ちゃってさ。 うっ、そ、そういうキミだって顔が赤いわよ。

好きよ♪

ねぇ、あたしにコクった? 今、あたしにコクったよね。 怒ってなんかないよ。 確認したの。 返事を聞きたい? じゃ、言うわね。 あたしも好きよ♪

どっちだと思う?

アタシ、キミが好きなの、 ダメかな? ねぇ、今日って何が覚えてる? そう、エイプリルフール。 キミはどっちだと思う?