Locus ~stories ~

主にありふれたシチュエーションをモノローグみたいな感じの書いてるポエムです。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

揺れる気持ち

どうして彼女がいる奴を好きになっちゃったのかしら? ダメね。 アタシって。 でも、溢れ出す想いは歯止めが効かないよ。 いっそのこと、奪っちゃおうかな?

だって…。

だって、好きだからよ。 ウソなんかついてないよ。 本当にだから。 キミはあたしのことってどう思ってくれているの?

そうなの?

そうなの? キミってアタシのことを好きなの? それってマジでなの? なにかのジョークだよね? えっ、マジでなんだ。 ちょい待って。 アタシ、今パクってるからさ。 ねぇ、考える時間くれないかな? ちゃんと返事はするから…。

…なんだから。

…なんだから。 あたしだって好きなんだから。 バカ…。 気づかなかったの? 良いわ。許してあげる。 だって、キミから告白してくれたから♪

そうだから…。

そうだから…。 アタシもキミを好きだから。 うん…。 アタシなんて友達止まりだって思ってた。 本当にアタシなんかで良いの? 夢みたい。 キミにコクられるなんて。

好きだよ…。

好きだよ…。 あたしもキミが好きだよ。 ホントにだって。 キミこそ、からかったの? じゃ、そういう事よ。 うん。 ヨロシクね♪

ダメ…。

ダメ…。 あの子のを所に行っちゃ…。 だって、アタシだってキミが好きなんだもの。 偶然見ちゃったの。 あの子がキミに告白してる所を。 油断しちゃってたみたい。 キミを好きなのはアタシぐらいだって。 ねぇ、どっちなの? キミが好きなのは。 アタシとあの…

うそ…。

うそ…。 キミの事を嫌いってのは。 ずっと待ってたの。 キミが告白してくれるのを…。 でも、待たせすぎだぞ。 だから、軽くイジワルしちゃった。 あたしも好き。 キミのこと。 これは本当にだからね。 チュッ♪

どうかした?

どうかした? なんだ様子が変だよ。 いつもと違って。よそよそしいもの。 キミにアタシ、何かしちゃったのかな? そう? だったら、良いんだけど…。

だって…。

だって、あたし…。 キミの事が好きなんだもん。 もちろん、異性としてよ。 所でキミはどうなの? その、あたしの事をだよ。

それって…。

それって、アタシを好きって! ホントに? そうなんだ。 ホントになんだ。 良かった。 アタシの片想いでなくて。

それだけ。

あたし、キミの事が好きよ。 用ってのはそれだけ。 うん。 ホントによ。 じゃ、考えてくれる? じゃあね。

バカ…。

ホント、バカ…。 アイツといい雰囲気になっちゃうとどうしてキツい言い方しちゃうのかしら? アイツの前だとどうして素直になれないの。 このまんまだったらいつか他の子にアイツを取られちゃうよ。 それはイヤなんでしょ。 アタシ。

好きなの…?

あたしを好きなの…? あ、あたしったらなにを言ってるんだろう。 そんなこと無いのにね。 忘れて。 今あたしの言ったこと。

好きよ♪

アタシは好きよ♪ んっ、ナニ? 何も言ってなんかないよ。 キミの気のせいじゃないの? ヤダな。 そんなこと言うはずないじゃない。 もう、今日のは何で気づくのよ。 いつもだったら気づかない鈍感のクセに。

そんなこと…。

そんなことないわよ。 だって、あたしもキミを好きだもん。 ホントにだってば。 だって…。 恥ずかしかったんだもん。 それに言って嫌われたりされてもイヤだし…。 まさか、キミからコクられるなんて思わなかったなぁ。 嬉しいよ。

好きだと言わないの?

好きだと言わないの? 好きな女の子がいるのでしょ? そんなの薄々気付いてたわよ。 アタシとキミとはただの友達でしかないわ。 応援してあげるよ。 キミの恋の。

あのね。

あのね。 キミって好きな女の子って居るのかな? あっ、居ないんだ。 だったら、あたしなんてどう? もちろん、告ってるのよ。 好きな女の子が居たなら諦める気だったんだけど、居ないのなら別に良いよね。 考える時間ならあげるよ。 だけど、なるべく早く返事…

どうしたの?

もう、どうしたの? アタシのことを最近避けてるでしょ? あっ、アタシを変に意識しちゃったとか? えっ、そうなの⁉ それならそうって言ってくれたら良いのに。 アタシもなんだよ。 キミのことを意識してるから…。

好きなんだ。

あたし、キミを好きなんだ。 ホント、今更だよね。 あまりにも身近すぎて言えなかったの。 あっ、キミもだったんだ。 改めてあたしの恋人になって。

…だとしたら?

キミを好きだとしたら? もちろん、アタシがキミをだよ。 ううん。 ホントによ。 キミはアタシのことって好き? 教えてほしいな。

離れてたって。

離れてたってこうして話せるのって幸せだと思わない。 えっ、ガラでもないって。 もう、七夕じゃない。 うん。 そういうこと。 じゃ、おやすみ。 好きよ♪

もう一度…。

もう一度やり直さない? あたしのワガママだって分かってる。 でも、やっぱりキミが好きなの。 あたし、直せる所は直すようにするから…。 ダメよね。 そういう所がやっぱり。 あ、ありがとう…。 優しいね。 キミは…。

あのさ。

あのさ。 アタシと付き合う気ない? からかってないって。 マジよ。 大マジ。 そんなの、好きだからよ。 キミのことが。 だからさぁ、ねぇ♪

その…。

その。あたしを好きってウワサを聞いたけど? それってホント? そんなウワサが流れてるよ。 それでどうなの? ホントなんだ。 あたしもね。 好きなの。 キミのことが。

それは…。

それはアタシへの告白なのかな? ねぇ、それって本気で言ってるの? 本気なんだ…。 だったら、今すぐに返事言うから。 アタシもキミが好き。

このまま…。

このままでいさせて…。 こうしてキミにくっついていると落ち着くの。 ありがとう…。 あたし、キミがいてくれないとダメみたい。

あっ。

あっ。 ホント。 嬉しい。 キミがアタシを好きだったなんて。 アタシもね。 キミが好きなの。 うん。 これからもヨロシクね。 ねぇ、手を繋いで歩かない?

そうじゃない。

そうじゃない。 あたし、キミのことをキライじゃないから。 うん…。 あたし、キミが好き。 その…。 まさか、キミにコクられるなんて思わなかったから…。 ホントに良いの? あたしなんかで。