Locus ~stories ~

主にありふれたシチュエーションをモノローグみたいな感じの書いてるポエムです。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ダメかな?

ねぇ、アタシがキミの彼女ってのはどうかな? からかっていないよ。 だって、キミの事が好きなんだもん。 やっぱ、ダメかな?

そうなの?

えっ、そうなの? なんだ、彼女じゃなかったんだ。 うん。 あたし、てっきり彼女だって思ったよ。 そりゃ、気になるわよ。 だって、あたしはキミが好きなんだから。

ちょっと良い?

ちょっと良い? ストレートに聞くよ。 キミって好きな女の子っているのかな? アタシがキミを好きだからに決まってるじゃない。 さぁ、理由なら言ったよ。 好き女の子っているの? いないの?

ずっと…。

アタシ、キミが好きなの。 ずっと前から。 キミはどうなの? アタシのことって好き?

…だよ

あたし、…だよ。 えっ、どうしたの? ううん。 あたし、何も言ってないけど。 多分、そうじゃないの? 気のせいだよ。キミの。

ため息

ハァ…。 また、アイツに強く言い過ぎたかしら。 気を引きたいからってこんなのばかりしてたら、好かれるよりも嫌われちゃう。 どうして素直になれないのかしら。 ハァ…。 アタシったらまたため息ついちゃってる。

好き。

あたし、キミが好き。 キミがあたしのことなんか何とも思ってないってぐらい分かってる。 でも、どうしても言っておきたくって。 へえ、勘違いしてるってどういうこと? あっ、そうだったの。 なんだ、あたしの思い違いだったんだ。

えっと…。

えっと、うん…。 良いよ。 その…。 アタシもキミが好きだもの。 ホントだから。 チュッ♪ これで分かってくれたよね。

それは…。

それはどういう意味でなの? その、あたしを好きってのは。 えっ、そうだったの。 あたし、ただの友達だって思ってたわ。 ううん。 その反対…。 うん…。 あたしもキミと同じだってこと。

ねぇ…。

ねぇ、アタシと付き合っていて後悔してない? だって、アタシって無愛想だもの。 キミだってつまんないでしょ? そ、そう? 自分では分からないよ。

あのね…。

あのね…。 あたし、好きな男の子がいるの。 気になるの? キミだよ。 あたしが好きなのは。 うん…。 初めて逢った時からよ。 ところでキミはどうなの? あたしのことって好き?

ダメ?

アタシではダメ? その、キミの彼女になるのって? 良いから言ってるのに、もう。 バカ…。 言わなきゃ分かんないの。

そんなの…。

そんなの、好きだからよ。 もう、早とちりしないでってば。 あくまでも友達としてでだよ。 うん…。 そうよ。 友達としてよ…

それはね。

それはね。 あたしがキミを好きだからよ。 ううん。 ホントにだよ。 やっぱり、イヤかな? あたしみたいなのに好きって言われても。

バカ…。

もう、鈍感なんだから。 アタシが好きなのをなんで気づかないのよ。 あんな奴なんて愛想を尽かせばいいのに。 それを出来ないのってやっぱり惚れた弱みだよね?

もしも…。

もしも、あたしがキミを好きだとしたらどう思うの? もう、もしもって言ったじゃない。 ふ〜ん。 満更でもないんだ。 えっ、嬉しそうだって。 そんなことないよ。 気のせいだよ。 キミの。

好き?

アタシのこと、好き? じゃ、その好きってのはどういう意味でなのかな? だから、友達としてなの? それとも、1人の女の子としてなの? アタシが聞きたいのはどっちの好きなの?

あたしも…。

それはあたしも…。 うん…。 好きなのキミを。 キミがあたしを好きだって思わなかったよ。 あたし、キミとキミしたいの。 ねぇ、良いでしょ?

ドキドキ

あっ、あの…。 ごめんなさい。 やっぱり、なんでもないから。 どうしちゃったんだろ? 他の男の子なら上手く話しかけられるのに、カレだとどうして緊張しちゃって上手く話しかけられないかしら? アタシ。

どうかな?

どうかな? アタシと付き合うのって。 もう、茶化さないでよ。 アタシ、マジでなんだから。 いつもそうやって誤魔化すんだから。

ねぇ…。

ねぇ、ちょっと良いかな!? うん。 とっても大事な話なの。 アタシ、キミのことが好き。 あっ、引っかかった。 もう、真に受けちゃって。 からかっただけなのに。 じゃ、ホントならキミはOKしてくれるの?

あのね。

あのね。 あたしのことをキミはどう思っているのかな? ちょっと気になってさぁ。 その…。 好きなんだ。 キミのことが。 だから、知りたいなって思ったの…。 キミがあたしのどう思っているのかを。

手を伸ばせば。

手を伸ばせば届く距離なのに…。 その距離から縮められない。 理由は分かってる。 嫌われたくないから。 あたし、今のままの関係で満足しちゃってる?

好き。

好き。 たった二言なのに言えないなんて…。 アタシって思ったよりも臆病なんだ…。 言ってしまって今までのようにいられなくなるかも知れない事をこんなに怖がるだなんて。

それでね。

それでね。 あたし、告白されたんだ。 だけど、断っちゃった。 うん。 あたしには好きな男の子が居るって言って。 ホントによ。 気になる? 気になるよね? 安心して。 あたしが好きなのってキミだからさ。 ビックリした? それでキミはどうなのかな? だから、…

待って…。

待って…。 少し良いかな? キミに言いたいことがあるの。 あのね…。 アタシ、キミのことが好き。 良ければ返事くれないかな? 何時でもいいから。 待ってるから、アタシ。

バカ…。

バカ…。 嫌いなんかじゃないよ。 うん。 あたしもキミが好き。 ウソじゃないから。 チュッ♪ 分かってくれた? ホントだって。

それだけ?

ねぇ、それだけ? アタシの返事は聞かないの? うん。 だって、決まってるもの。 アタシもキミが好きだよ。

その…。

その、あたしね。 キミが好きなんだ。 ジョークでこんな事を言ったりなんかしないよ。 それでね。 キミの返事を聞かせてほしいの。 あたしのことを好き?

えっと…。

えっと、ちょっと良い? ねぇ。キミってあたしのことって好きなの? その、友達がキミがそんなのことを言ってたって教えてくれたの。 それで確かめたくて。 その、好きだからよ。 あたし、キミのことが。 ねぇ、キミはどうなの? 教えてくれないかな?