Locus ~stories ~

主にありふれたシチュエーションをモノローグみたいな感じの書いてるポエムです。

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

何かあったの?

う~ん、ちょっと頭が痛いのだけど、どうしたのかな? 確か友達の家に集まって、飲み物とか飲んだり、食べたりしながら遊んでいたのまでは覚えているのだけど、途中から記憶がないのだけど? 何で皆、ニヤニヤしながらあたしの顔を見てるのかしら? あっ、思…

何で分かっちゃうの?

ねぇ、ママ。最近ずっとアタシを事をどこか機嫌悪そうにしてのかな? 別にパパの機嫌を損ねる様な事をしたり、言ったりしてる覚えがないのだけどなぁ。 アンタ、全然気付いてなかったのって、ママは言うの。 首を傾げるアタシをママったら、呆れた顔しながら…

可愛い同居人。

あたしの家に新しい家族が増えた。 あたしの両親が知り合いの人が飼ってる猫が子猫を産んだのを見て、可愛い過ぎて思わず一匹だけ譲って貰ってきたのだって。 あれだけ、あたしがペットを飼ってもいいって言ってもダメって言ってばかりだったのに。 その子の…

覚えているよね?

久し振り、あたしのことを覚えているよね? もしかして、忘れちゃってた? そうだとしたら、あたし悲しいなぁ。 あっ、思い出した。そう、あたしだよ。 また、この街に戻ってきました。 あたしのお父さんって転勤族だから、結構色んな土地を回っていたのだけ…

ジョブチェンジ

オレ、好きな娘がいるんだ。だから、話を聞いてくれないかな? そう、キミに言われたとき、ボクじゃないんだって分かった。 ボクは家に帰ってから、部屋に籠って、ベッドの上で膝を抱えながら少しだけ泣いた。 次の日、ボクはいつもと変わらないようにカレに…

見られちゃった。

今日、あたしの通う中学の制服が届いた。 お母さんがサイズがちゃんと合っているが確かめるようにって言われたので、試着してみたの。 よりによって服を脱ぎ、制服を着ようとしたその時にアイツがあたしの部屋に入ってきた。 一瞬固まる、あたしとアイツ。 …

どうしてだったの?

ねぇ、今更なんだけどさぁ、どうしてあたしだったの? あたしもそうだったけど、アナタって、沢山の女の子にモテてたじゃない。 なのに、なんであたしを選んだのかなって思って。 ちょっと意外だったなぁ。まさか、アナタが女性が苦手だったなんて。 だった…

終電が行ったら。

今夜は同窓会。 メールとかで連絡は取っていたけれど、3年振りに逢ったキミは相変わらずだったのが嬉しい。 何気にキミの近くに座るアタシ。 そんな嬉しい時間もそろそろ終わるんだ。 終電の時間が近づく駅までの二人っきりの道中も終電を待ってる時間さえも…

最終地点。

なんでだろうね。ボク達ってさぁ、随分と遠回りしちゃったんだろうね。 女の子のボクと男の子のアンタ。 そういう意識が芽生え始めた年頃から、色々と意見も考え方も違いが生まれて、ぶつかりあってばっかりだったね。 でもさぁ、お互いに彼氏や彼女は居てて…

行ってらっしゃい。

ボク、ううん。あたしの事なら気にしなくて良いから。 あたしはこの町が好きだし、都会にはあまり良い思いが無いから。 そんなんじゃないよ。幼い頃からずっと好きだよ。 おじさんやおばさんもあたし達の関係は知っているから、一緒に行ってもいいよって言っ…

本命は?

ねぇ、いい加減その話はやめない? あたしの事ばかり聞いているけど、あんたはどうなのよ。 やっぱり、カレなの? カレって人気があるのね。 ハァ、あんたが言ったのなら、あたしも言わなきゃダメよね。 ちょっと耳を貸しなさいよ。 何よ、そのポカーンとし…

first kiss

あたし、キライじゃないよ。 カレの服の裾を指先で掴みながら、カレに囁く。 振り返るカレの肩に手を掴んでつま先立ちして、カレの唇を塞ぐあたし。 そんなあたしを腰を優しく抱くカレ。

恋は自然と。

いつしか知らないうちにアナタの隣があたしの居場所になっていた。 肩を並べて、歩いていたら、どちらかとなく手を繋いでいるようになってた。 言葉で伝えなくても、通じ合う気持ちってあるのだね。

眼鏡を外したら。

ゴメン。待たせちゃったかな? 何よ。どこの誰って顔をしちゃって。 あたしよ。あたし。 あっ、今日は眼鏡じゃなくてコンタクトにしてるから。 だって、学校だとコンタクトよりも眼鏡の方が楽だからね。 可愛い?このあたしが? 冗談が上手いなぁ、キミは。 …

…なの?

あなたはあたしの事が…なの? あたしって、あなたも知ってる通りで勉強ばかりしてるからね。 だから、あたしは人付き合いが苦手なのよ。 でも、あなたは気かけなく話しかけてくれるのかな? もう一度だけ、あなたに尋ねるよ。 あなたはあたしの事が好きなの?

駆け抜ける想い。

卒業式。カレは沢山の女の子から花束を受け取ってる。 あたしなんて蚊帳の外もいい所ね。 それはそうよね。 カレを好きなんだって気づいたのが昨夜だもんね。 あたしってバカだな。カレと逢う機会と機会が無くなっちゃうんだって実感が湧いた瞬間に、あたし…

To me

アタシ、ずっと前からアンタのコトが好きよ。 なんてね。ウソよ、ウソ。 本気にしちゃった? ナニよ。やっぱり怒っちゃった? いつものコトじゃない。アタシがアンタをからかうのってさぁ。 そんなにマジな顔して、アタシを見つめないでよ。 ちゃんとアタシ…

ホワイトデー

あたし宛の贈り物が1つ机の中に入ってる。 今日ホワイトデーだけど、あたしは確か友達とはチョコを食べたりしてだけで、誰かにチョコを渡したハズはなんだけどな。 あっ、その時に教室に居たカレに1個残ったから、上げたっけ。 でも、義理でも何でもないの…

あたしとカレ。

カレがあたしに少なくとも好意を抱いてくれているのは分かる。 だけど、あたしはカレのコトをどう思っているのが分からないでいる。 あたしはカレを嫌ってはいないけど、特に好意を持ってもいない。 あたしはそういう恋愛事には疎いから。 でも、先の事はど…

沈黙の時間

ただ、流れる沈黙の時間。 キミと肩を並べて歩いていても、気まずくなっていくばかり。 伝えたい想いはあるけれど、アタシもキミもその言葉をお互いに切り出せないまま、時間だけが過ぎていく。 たった一言、「好き」って言えれば良いだけなのにね。

キミの後を…。

キミの歩く後を半歩遅れて歩くあたし。 他愛のない会話を繰り返して、笑ったりしながら毎日。 そんな毎日が突然、終わってしまったあの日。 3年前には戻れないけど、あたし達は生きている。 今は少し離ればなれになっちゃったけど、あの頃のようにキミの歩く…

二人っきりのデート。

明日はアイツと遊びに行く日だな。 そう言えば、アイツと二人っきりで遊びに行くのって初めてだ。 それって、もしかしてデートってヤツになっちゃうの? あれ? あたし、アイツのコトを意識しちゃってる? なんだか緊張し初めてきちゃった。 アイツも誘った…

あたしもだけど…。

あたしも何だだけどなぁ。 その、何て言うか、キミの事をね。 好きって言うか、気になって仕方ないって言うか。 そう言うコトなの♪ キミと同じ気持ちだって言ってんのよ。 だから、早くあたしを捕まえてくれないかな?

さぁ、行こうよ!

アハハ、悪いわね。あたしみたいなのと一緒になっちゃってさぁ。 一緒に来てた女の子達の中に好きな娘が居てたから来たのでしょ? えっ、あたし? あたしは此処に遊びに来たかっただけなの。 割引券で何人かのグループ来なきゃでないと使えないからって訳だ…

あっ、あのね。

あっ、あの、あのね。 コっ、コレ、受け取って下さい。 あっ、ありがとうございます。 あの、あたし、もう行きます。 やった。あたし、カレにラブレターを渡せたよ。 ねぇ、ねぇ、あたしもこれで少しは進歩したかな? ねぇ、ねぇ、どう思う。

忘れちゃダメだよ。

アタシね、誰だか教えられないけど、キミを好きな娘がいるのを知っているよ。 ゴメンね。口止めされちゃっているから言えないんだよ。ホントにゴメンね。 で、キミにその娘からの伝言。 「何があってもキミらしく頑張ってね。あたし、応援してるから。」 じ…

いつものクセで…。

あれ、今日は先輩が来るのが遅いなぁ。 いつもならあたしより早く来てるのに? 早く来ないと遅刻しちゃうのになぁ。 友達があたしに声をかける。あたし、先輩を待ってるのだけどって言うと卒業しちゃったでしょって答える。 そうだった。先輩は昨日、卒業し…

my friend

あの、あたしを何が用があるからって聞いたのだけど、何かしら? えぇ、きみはあたしが何が用があるからって言われたからだって? 何がおかしな話だよね。 あっ、ちょっと待って。あたしに心当たりがあるから。 ひょっとして、あの娘らがお節介を焼いたのね…

なんでもないわよ。

卒業しちゃったから、こうやっておしゃべりをしながら一緒に歩くコトが出来なくなるのはちょっと寂しいね。 アタシはね、キミを好きなんだよ。 そう呟いたのが聞こえちゃったのかな? 「何が言った?」ってキミが聞き返すのを、「ううん、なんでもないわよ。…

好きなの?

ぼくの気のせいじゃなかったらさぁ、オマエ、ぼくっんコト好きなんじゃないかな? ねぇ、ねぇ、どっちなんかな? 女の子にとっては気になんのよね。 あっ、ちょっと目を逸らした。 もしかして図星? ぼく、オマエにだったら好きって言われらOKしちゃうかも。…