ジョブチェンジ

オレ、好きな娘がいるんだ。だから、話を聞いてくれないかな？
そう、キミに言われたとき、ボクじゃないんだって分かった。

ボクは家に帰ってから、部屋に籠って、ベッドの上で膝を抱えながら少しだけ泣いた。

次の日、ボクはいつもと変わらないようにカレに会って、好きな娘の話を聞いてみたの。

どうやら、その娘はカレの事を単なる友達だと思ってるらしく、どうしたら良いのかなって聞くから、ボクはその娘にちゃんと自分の気持ちを言った方がいいよって答えた。

それで、その娘はどんな娘なのって聞いたら、今、オレの目の前に居るんだけどって言われたの。

今、カレの目の前に居るのって、ボクしか居ないよね？
ボクはカレにこう言ったの。
その娘もキミの事が好きだと思ってるよって。

今日からボクとカレとの関係は友達同士から恋人同士に変わったの。