Locus ~stories ~

主にありふれたシチュエーションをモノローグみたいな感じの書いてるポエムです。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

触れる指先。

あっ、その、ゴメン。 そう? でも、一応謝っとく。 あっ、その、気にしないで良いから。 キミも謝んなくてもいいって。 へぇ、そ、その、ううん。 アタシならかまわないから。 やっぱり、男の子の手って大きいんだね。 ううん。痛くなんかないわ。 その、温…

えっ、えっと…。

えっ、えっと、その…。 ウソや冗談なんかじゃないよね? ううん。そんな風に見えないから戸惑っているの。 あたし、そんなの言われたの初めてだから。 うん。好きだなんて言われたのキミが初めて。 そ、そんなこと言われたのも初めてだよ。 可愛いってあたし…

重なる影ひとつ

くしゅん。 あっ、ゴメンね。 えっ、大丈夫。冷えてくしゃみが出ただけだから。 それにしても日が暮れると寒くなっちゃったね。 これならもう1枚何か着てきたら良かったな。 あっ!? うん。温かい。 ううん。イヤなんかじゃないよ。 それに恋人同士なんだも…

何も言えなくって。

はぁ~、今日も言えなかった。 あたしったら何で強がってしまうのかな? やっと恋人同士になれたのにつまらない事でケンカしちゃうだなんて、もう。 謝ろうって思ってるのに素直になれないだなんて最悪。 アイツも雰囲気からすると謝ろうって感じみたいだか…

どうしたの?

あの、どうしたの? 何か変だよ? 何か言いたそうにしてるけど、何かしたかな?アタシ。 えっ、何言ったの? ゴメン。アタシ、聞き取れなかった。 えっ、えっ~!? す、好きなの?アタシんコトが。 その、アタシで良いんなら…。 ちょっと、そんなに抱き締め…

今だけだからね。

なに、ニヤニヤした顔をしてんの? あっ!? このエッチ! でも、仕方がないかな。 あたしがうっかりしちゃってたからアンタの足を怪我させちゃったんだから。 だからってそんなにあたしの方に寄っ掛からないでよ。 ホントはもう痛くもなんともないんじゃ? …

好きなんでしょ?

ねぇ、アタシんコトが好きなんでしょ? 何で分かったのって顔してる。 そんなのバレバレだったよ。 だって、あんなに視線が合ってたなら、そうじゃないかなって気づくって。 バカ。そういうんじゃないって。 キミみたいに見られてたら視線を感じて誰だって気…

あたしで良いの?

えっ、今なんて言ったの? それってアタシにコクったの? いや、そういうんじゃなくって思ってもなかったから。 その、ホントにあたしなんかで良いの? そう。マジでなんだ。 ううん。ダメなんかじゃないよ。 うん。あたしこそヨロシク♪

好きかも…。

アタシ、キミが好きかも知んない。 その、何ていいのかな? 最近ね、キミが他の女の子と話したりしてるの見かけたりしたら、胸がモヤモヤしちゃって、何て言うか、そのこれってキミのコトが好きなんじゃないのかなって。 それでね。 その、一応気に止めとい…

あたしのコト…。

もしかして、あたしの事が好き? あっ、何でもない。 うん、キミの気のせい。 今はそれで良い。 あたしはキミとこうしていられるのなら。

見てたでしょ!?

ねぇ、さっきからチラチラとアタシのスカートの中を見てたでしょ!? 気付いてないっとでも思ってた? だって、キミの視線が時々下の方に向いてたの気付いてたわよ。 でも、残念だったね。 ちゃんと短パン穿いてるから。 えっ!? そういう問題じゃないって? …

どっちだと思う?

んっ? どうかしたの? あたしに好きな相手が居るのかって? う~ん、キミはどっちだと思う? 居たとしてもそれは言わないよ。 うん。どうしても教えない。 意地悪なんかじゃないよ。 それが分かんない、キミが鈍いだけなの。 うん。鈍いよ。かなりね。 ヒン…

アタシだって…。

アタシだってキミが好き。 唐突でもなんでもないよ。 ずっと前からキミが好きなの。 でも、それを言っちゃったらなんかおかしくなっちゃいそうだから言わないでいただけ。 それはキミがさっき言ったじゃない。 キミを好きかも知れない女の子がいるみたいだっ…

中ぶらりんのまんま。

分かんないよ。あたし。 アンタがコクられたからって聞かされても、あたしにはなんて言っていいのが分かんない。 あたし、アンタの彼女でも何でもないからやめてとかダメだとか言えやしないよ。 それに何であたしなんかにそんなの聞くの? だったら、あたし…

そんなことないよ。

そんなことないよ。 どっちかって言うとアタシはキミのそういうところは好きだけどなぁ。 か、勘違いしないでね。 キミの誰にでも優しいって所が良いって思ってるだけだからね。 うん。 優しいよ。キミは。 だから、アタシもキミに惹かれて…。 あっ!? 今の…

そうだよ。

そうだよ。 あたし、キミが好きなの。 それじゃ、いけない。 そうでなきゃ、こんなに一緒になんかいないよ。 キミがあたしの事をどう思ってるのが分かんないけど、あたしはキミの事を好きなの。 ねぇ、あたしの事をどう思っているのがくらいは教えて。

どう思う?

あっ、あのね。 アタシね、コクられたんだ。 バカ、女の子からなんかじゃないよ。 ちゃんと男の子からだよ。 えっ、ちょっと仲が良いくらいで友達だよ。 ううん、考える時間を頂戴って言って返事はしてないよ。 それでね。アンタにどうしたらいいかなって聞…

好きだよ。

その、あたしも好きだよ。キミの事が。 キミにコクられてるのに冗談なんか言わないよ。 ホントにホントだって。 じゃ、こうすれば分かってくれるかな? チュッ♪ これでホントだって分かってくれた? ねぇ、その、キミからはしてくれないの? 何をって、その…

それでもだよ。

アタシ、キミが好きみたいなの。 うん。最近になって好きなのに気付いたの。 言われなくても分かってる。 アタシの事なんて友達としてしか思ってない事ぐらい。 それでもね。アタシがキミが好きってのは変わんないの。 それにアタシが気付いちゃったから。 …

聞いただけ。

ねぇ、キミには好きな女の子っていたりするのかな? うんと、ちょっと気になったから聞いてみただけ。 それでどうなの? ふ~ん、そうなんだ。 そういう子はいないんだ。 だったら、あたしにも…。 ううん、何でもない。 ねぇ、寄り道して帰らない♪

それはその…。

へぇ!? アタシに好きな人がいるのかって? えっと、それはその、いるようないないような…。 そんなの別にキミに言う必要ないじゃない。 えっ!? そ、そうなの? それだったら、好きな人ならいるよ。 今、アタシの目の前にいる人。 うん。キミだよ。 気付か…

近くて遠く…。

アナタに一度逢ってみたいな。 そう思っても簡単に逢いに行ける距離ではないものね。 メールとかで毎日やり取りしてるから身近に感じるけど、実際には一度も逢ってないって虚しさがある。 でも、それはそれで良いかなって思ったもいる。 アナタがあたしにメ…

好きなの?

ねぇ、ここ最近アタシの事をチラチラとよく見てるけど、何かしたかな? それとも、ひょっとしてアタシを好きなの? でも、それは無いか、流石に。 へぇ!? 図星だったの!? そっか、アタシん事が好きなんだ。 それなら、ちょっと嬉しいかな? アタシもね、キ…

それはあたしも。

えっ、そ、そうなの? ううん。 そうじゃないの。 その、あたしもキミと同じだから。 うん。 あたしもキミのコトが好き。 まさか、キミから言われるだなんて思わなかった。 えっ! そうなの? あたしがキミを好きだなんて思わなかったんだ。 えっと、チュッ♪…

もう少し…。

もう少し、こうしてたい。 アタシ、キミとこうしてエッチするなんて思ってもなかったな。 ううん。 後悔なんかしてないよ。 だって、好きな人と結ばれたんだから。 それに思ってたよりも気持ちよかったし。 ねぇ、キミは気持ちよかった? あっ、元気なったみ…

それって…。

えっ! それって、あたしにコクってるの? ふ~ん、そんなんだ。 ねぇ、あたしがどれぐらい待たされたが分かる? キミと友達になってからずっとだよ。 もう1回、気持ちを込めて言ってほしいなぁ。 バカ、そんなのOKに決まってるじゃないの。 ん~。 あたし、…

キライ、ウソ。

アタシ、アンタの事なんか好きじゃないから。 うん、アンタの事なんかキライだよ。 なんてね。 ゴメンね。さっきのはウソ。 だって、あまりにも焦らすんだもん。 だから、ちょっと意地悪しちゃった。 なに、キツネに化かされたような顔をしちゃって。 今のは…

変わんないよ。

キミを好きなのは変わんないよ。 うん。 振られたからってキミが好きなのは変わんないよ。 それに振られたからって言っても、別にキミに彼女が居たりってのもないから、あたしにも少しはチャンスはありそうだもの。 そうだよ。キミがそういう風に思ってなく…

好きだったら?

ねぇ、アタシがキミんコトを好きだったらどうする? もう、そんな事を思ったりもしなかったの? そう。友達としてじゃなくて異性としてキミんコトが好きなの。 やっぱり、アタシんコトなんて友達としてしか思ってないかな? えっ!そ、そうだったの。 なんだ…

分かってよ。バカ!

いい加減分かってよ。バカ! そんなのキミが好きだからに決まってるじゃない。 そうでなきゃ、いつも一緒なんか居ないわよ。 あたし、マジなんだから。 それなのにどんなにアプローチしてもキミったら気付かないじゃない。 ねぇ、あたしってそんなに魅力ない…