Locus ~stories ~

主にありふれたシチュエーションをモノローグみたいな感じの書いてるポエムです。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

あの…。

あの、それってあたしに告白してるの? その、告白されたって初めてだからさ。 うん、ホントよ。 あたしなんかでホントに良いの? ダメではないよ。 うん。良いよ。 ねぇ、お願いがあるんだけど良い? 名前で呼んでほしいの。 ダメかな? あはっ、なんだか照れく…

そんなの…。

バカ。 そんなのキミが好きだからだよ。 アタシがキミをだよ。 もう、そういうんじゃなくて一人の男の子として好きなのよ。 そんなに驚かないでってば。 ねぇ、答えを聞かせてくれない? もちろん、今すぐじゃなくって良いから。

好き…。

好き…。 あっ⁉ 勘違いしないで。 そういう意味ではないから。 そ、そうだよ。 友達としてって意味だから。 そんな事はないよ…。 え、えっと、キミにだって男の子としての魅力はあるのじゃないかな…。 うん。 とってもね…。

ダメ?

アタシはダメ? その。好きだからキミを…。 ウソじゃないから…。 ホントに好きなの。 だから、その…。 ウソじゃないよね? うん。 キミを好きになって良かったわ♪

バカなの?

キミってバカなの? 気になる子がいるからってあたしにどうして相談するの。 あたしも気持ちも分かんないクセにその子の気持ちが分かるの? あたし、相談には乗れないから。 ホント、バカよ。 それぐらい自分で考えてよ。

それなら…。

それなら、アタシならどうかな? それはキミを好きだからだよ。 やっぱり、アタシではイヤかな? じゃ、OKって受け取ってもいいのね。

これだけ?

ねぇ、告白しといてこれだけ? あたし、OKしたのよ。 だったら、何か忘れていない? バカ。 こうして告白が成功したんだから、キスするってのが定番じゃない。 キミからしてくれないんなら、あたしから…。

…なの。

…なの。 えっ、何も言ってなんかないったら。 そ、そんなことなんて言ってないよ。 うん…。 アタシ、本当によ。 キミのバカ…。 それを早く言ってよ。

好きだもん。

あたしだって好きだもん。 その、キミをだよ。 うん。 あたし、キミが好きだもん。 キミがコクらなきゃ、あたしからコクろうって思っていたんだから。 あっ、チュッ♪ さっきの返事ってこれで良い?

キミだから…。

えっ、その、キミだからアタシが好きなのって…。 うん。 本当によ。 アタシなんかに好きって言われたって迷惑だよね? ウソ⁉ アタシの片想いじゃなかったんだ。

あのね。

あのね。 キミってさ、あたしを好きなんでしょ? だって、バレバレだもん。 あたしのことを意識してるのが丸わかりなんだから。 分かんないとでも思ってた? それで何かあたしに言うことはないの?

アタシ…。

あのさ、アタシってのはどう? その、キミの彼女になるのって。 だって、彼女がほしいのでしょ? だから、立候補してるのよ。 うん。 コクってるの。 前からキミをずっと好きだったの。 アタシ、返事を聞きたいなぁ。

そんなの…。

そんなの、キミが好きだからよ。 ウソ、気づいてなかったの⁉ まさか、キミがそこまで鈍かったなんて思わなかったはあたし、 その、キミはどうなの? あたしをどう思っているの。

それは…。

それは、アタシもだから…。 その、好きなのは。 うん。 キミが好きよ。 まさか、告白されるとは思わなかった。 アタシの片想いたと思っていたから…。

もう。

もう、鈍いんだから。 好きって言ったのよ。 あたしがキミを。 からかってなんかないってば。 いい加減にしてよ。 チュッ♪ これで本気だって分かってくれた? キミだからしたんだからね。

それはね。

それはね。 キミを好きだからだよ… なに、そのボケ? 全くウケないんだけど。 アタシがだよ。 そう。 アタシがキミをだよ。 うん。 マジでだから。 うん。 待ってるから。 返事をくれるのを。

好きよ。

あたし、キミが好きよ。 只の独り言よ。 気にするようなことじゃないから。 意外と鈍くないんだね。 そんなに気になる? でも、それはナイショよ♪

気分だけでも。

お待たせ。 あれ、どうかした? えっ、見て分かんないの? 見ての通り、浴衣だけどおかしい? だって、花火するんだよ。 せめて夏らしい雰囲気を出したいじゃない。 さぁ、花火しようよ♪

バカ。

バカ。 鈍感。 そんなにアタシって魅力がない? 頑張ってアピールしてるつもりなのになぁ。 どうしたら気づいてくれるのかしら? やっぱり、勝ち気な女の子ってダメなのかな?

えっとね。

えっと。 海にでも行かない? 夏なんだから気分ぐらい味わいたいじゃない。 それにアタシ、新しい水着を買っちゃてたから…。 そう、キミの為にだよ…。 どんなのがキミは興味がないの?

少しずつ。

あたしとキミとの距離が少しずつだけど縮まってきてる。 友達から恋人へと変わったばかりだから心配だったけど杞憂で終わりそう。 きっと色々とあるだろうけどなんとかなりそう。 焦る事なく一歩一歩進んでいけたら良いのだもの。

あの…。

あの、大丈夫。 どうかしたの? 具合が良くないの? 大丈夫なら良いんだけど。 それでアタシに用事ってのはなにかな? それってコクってくれてるの? ビックリしちゃった。 まさか、キミがアタシをそんなふうに思ってくれてたなんて…。 そんなことないよ。 だっ…

あたしじゃダメ?

あたしじゃダメ? だから、彼女になるのって。 いつまでも妹扱いしないでよ。もう。 こうしてくっついたら分かるでしょ? 女の子として成長してるのが。

ねぇ…。

ねぇ、時間あるかな? 単刀直入に言うね。 アタシ、キミが好き。 からかって言ってるようにみえる? アタシ、真剣だから。 今すぐでなくて構わないから返事だけはしてくれないかな?

えっとね。

えっとね。 キミって好きな女の子って居るの? なんだって良いでょ。 聞いてるんだからどうなのか答えて。 やっぱり、居ないんだ。 バカになんかしてないわよ。 ねぇ、あたしがキミを好きって言ったならどうする? 意外? マジで言ってるよ。 じゃ、考えてくれ…

恋する気持ち

あれ、ドキドキしちゃってるの? アタシ。 ひょっとしていつも違うキミを見たから? どうしよう? アタシったら、変に意識しちゃってる。 もしかして恋に落ちたの? ダメ。 マトモに顔も見れそうにないよ。

バカみたい。

あたしってバカみたい。 今頃アイツが好きなのに気づくなんて。 もう手遅れだよね? アイツには好きな女の子が好きらしいもの。 今更コクってみても…。

だけど…。

アタシもだけど…。 その、好きなのは、 キミ以外にこの場に誰が居るっていうの? バカなんだから。 キミ以外に誰が居るっていうのかな。

あっ…。

あっ、待たせたかな? ゴメンね。 何を着ていこうかって迷っちゃて。 おかしくないかな? あたしの服装。 いいよ。 ムリしなくたって。 似合ってないの、自分でも分かってるから。 そう? なら、良かった。 じゃ、デートしようか♪

あのね。

あのね。 アタシ、ううん、何でもない。 本当に何でもないったら。 じゃ、アタシがキミを…。