Locus ~stories ~

主にありふれたシチュエーションをモノローグみたいな感じの書いてるポエムです。

ポエム

素直になれたら。

自分の気持ちに素直になれたら良いのに。 アタシってアイツの前だと意地っ張りになっちゃうのかしら? 幼馴染みで片想い。 近くに居すぎて、それが当たり前過ぎて身動きが取れなくなってる。 ずっとこのままで居ちゃうのかな?

バカっ…。

バカっ…。 そうじゃないって。 キミと付き合っても良いって言ってんの。 アタシも好きなんだから…。 まさか、キミがアタシのことを好きって思わなかったもん。 だから、ビックリして言葉が詰まったの。 バカっ…。 恥ずかしいんだから、何度も言わせんな。

好き…。

あたし、キミが好き…。 ちがうよ。 からかってなんかいないよ。 本気でなの。 キミの気を引きたかったから…。 そうでもでもしなきゃ、あたしに興味なんて持たないだろうって思って…。 じゃ、どうしたら本気だと信じてくれる? キスでもしたら良い? それともキ…

キミと歩く道

石畳、キミと並んで歩く。 もう、かなり昔の事なのに。 枯れ葉の道を歩くと思い出す。 アタシの幼い頃の出来事なのに。 それがアタシの初恋だったのかな?

街明かり

黄昏色に染まる街。 一つ一つ灯る街明かり。 あたしとキミの長い影。 沈黙の時間がさよならを告げている。

それはね。

それはね。 キミを好きだからよ。 キミはアタシのことってどう思ってるの? それって友達としてなの? それとも女の子としてなの? そこを知りたいな。

好きなの…。

あたし、キミが好きなの…。 あたしではダメかな? そうよね…。 あたしなんかに興味なんかないよね…。 ゴメン。 困らせちゃって。 えっ、そうじゃないの? だって、困ったような顔しちゃったから。 イイよ。 キミを困られたのには違いないもの。 それで、まだキ…

あの…

あの、ちょっと良い? キミって好きな女の子っているの? 居ない。 それじゃ、アタシと付き合わない? バカっ…。 それって聞く? そんなの好きだからじゃない。

一緒に…。

ねぇ、一緒に帰らない? あっ、ありがとう。 ねぇ、アンタとこうして一緒に帰るのって久し振りだね。 ちょっと良いかな? 彼女と何かあったの? 別れたんだ。 ゴメン。 聞いちゃって…。 じゃ、今はフリーだよね? こんな時に言うのも何だけど、あたしと付き合う…

ホンの少し。

ホンの少し遅れちゃったから。 タイミングってホントに難しいよね。 アタシよりもあの子の方が先に告白しちゃった。 告白しようと思ってカレので行ったら、あの頃が告白してる所を見ちゃうだなんて。

好きだから。

あたしを好きだから? そう言ったんだよね。 そうか、あたしの事がやっぱり好きだったんだ。 そうじゃないかなって思ってたの。 あのね、好きなの。 キミの事がね。

あの…。

あの…。 ちょっと時間あるかな? えっと、その…。 アタシね。 キミが好きなんだ。 そ、そうだよね。 ホント、今更だよね。 でも、そういうことはちゃんと言っておかなきゃって思ってね。 それで、キミの返事は…。

えっとね。

えっとね。 あたし、キミを好きみたいなの。 その…。 キミのことを考えると胸がキュンとなっちゃうの。 それでキミに聞きたいことがあるのだけど良いかしら? キミってあたしのこと、どう思ってるの? 好き? それともキライ?

好きだよ…。

その、好きだよ…。 うん…。 あたしもキミが好きだよ。 キミがコクるって思わなかった。 あたしの片想いだって思っていたから…。 夢なんかじゃないよね? じゃ、夢じゃないって証明して欲しいなぁ♪

少し遅れて。

キミから少し遅れて歩く。 アタシとの歩幅を合わせようとくれてるけど、速度が上手く合わない。 些細な事なんだけど、その気遣いが嬉しい。 ちょっと照れた様な顔をしてキミはアタシに手を繋ごうと差し伸べてくれる。 アタシははにかみながらその手を握る。

好きよ♪

あたしも好きよ♪ もう、疑り深いなぁ。 それなら、どうしたら信じてくれる? えっ⁉ うん。 良いわよ。 キスぐらい。 チュッ♪ これで本当だって信じてくれた。 えっ⁉ しょうがないなぁ。 もう1回だよ♪

そんなの…。

そんなのズルいよ。 アタシがフラレたからって、優しくしないでよ。 アタシ、前にキミの告白断ったのよ。 それなのに…。 バカ…。 じゃ、ちょっとだけ甘えさせてもらうわ。 少し背中を貸して。 それはアタシが泣き止むまでよ。

夕映えの空

空は夕映え。 黄昏色に染まる道にアタシとキミの影で伸びている。 このまま一緒に居たいのに別れ道はもう間近。 それはお互いに「また明日」って言う。 そんな日がいつまでも続くのを願いながら。

そっと…。

あたし、いつからキミの事が気になるようになったの? 初めはうざく思っていたのに今はキミのばかり、気にかけてる。 これってキミを好きになりかけてるってこと? そっか、あたし、キミに恋をしているんだ。

好きだもの…。

アタシも好きだもの…。 もちろん、キミをだよ。 うん…。 ホント…。 えっ、だって、ホラ。 アタシって見た目も男の子っぽいし、性格とかも女の子らしくないからさぁ。 だから、対象では無いって思っちゃったから。 そんなことを言うのってキミぐらいだよ。 ね…

二人の時間

日暮れ時にキミととアタシの影ふたつ。 何も言わずに歩いてる。 ただそれだけなのに幸せに感じるのは何故? それはきっと心が繋がってるからだと思う。 時間だけが二人の間を静かに流れてる。

好き。

あたしはキミのことが好き。 もし、良かったらあたしと付き合ってくれないかな? 時間を掛けて考えてくれてかまわないわよ。 それじゃ、また今度ね。

あのね…。

あのね…。 アタシがキミを好きだとしたならどうする? マジだとしたら? 困るよね。 アタシなんかにこんなの言われたって。 いいよ。 無理しなくたって。 うそ!? 本当なの? そっか、キミもアタシと一緒だったんだ…。

片想い

片想いがこんなにも苦しいだなんて予想外だった。 カレの事が好きなのにあたしの気持ちを伝えられないだなんて…。 好きなのに嫌われたらって思うと怖いよ。 カレの気持ちが分かる事が出来たなら良いのに。 でも、それはそれで怖いよ。 恋の袋小路から抜けら…

そんなこと…。

そんなことないから。 キミのコト、アタシも好きだから。 うん…。 そうだよ…。 待っていたの。 キミが言ってくれるのを…。

それでも…。

あたしのことってキライなの? それでも、あたしはキミが好きよ。 それに本当にキライだったらあたしなんて無視すれば良いのに。 あっ、もしかして照れ隠し? もう、それなら可愛いな。 ツンツン♪

思ったより…。

思ったより恥ずかしいね。 キミとただ手を繋いでるだけなのに…。 えっ、手を離すのは無し。 それにアタシからお願いしたんだし…。 でも、キミが恥ずかしいのなら…。 だったら、このまんまでいよ。 だって、アタシたち付き合っているんだから…。 ねぇ♪

すれ違い

どうしてアイツと上手くいかないのかな? アタシの気持ちなんて分かってくれないし。 でも、そういうあたしだってアイツの気持ちがよく分かってない。 やっぱり難しいなぁ。 恋愛っていうのは。

…だからだよ。

…だからだよ。 その、キミのことが好きだからだよ。 もう、アタシがだよ。 迷惑かな? アタシなんかに好きだって言われて…。

それはね。

えっ、あたしがキミと一緒に居る理由? う〜ん。 一緒に居たいからだよ。 もう、それはね。 ヒミツよ。 言わない。 ヒミツったら、ヒミツだよ♪