Locus ~stories ~

主にありふれたシチュエーションをモノローグみたいな感じの書いてるポエムです。

恋への道程。その9

先輩と一緒に遊びに行って楽しかったなぁ。

時々、おにいちゃんを見かけたけどあたし達の住んでる辺りは誰かと遊びに行く場所ってそのちょっと大きな街ぐらいしかないから、おにいちゃんも偶々、遊びに来てただけだよね?

でも、あたしと先輩が一緒に遊びに行くのって耳に入ってたりしててもおかしくないから、気になってあたし達の後を付いて来てるって可能性もあったりするのかな?
だとしたら、おにいちゃんはあたしの事を気になっているって事になっちゃうのかな?

先輩に一緒に遊びに行ったお礼のメールをしてたら、おにいちゃんからあたしに話したい事があるから、明日の放課後は空いてるってメールが届いてた。

あたしはメールにあった通りに放課後に先輩とおにいちゃんの教室まで行くと、おにいちゃんと先輩があたしを待っていた。

先輩もおにいちゃんもあたしに告白してくれた。

突然だったのでびっくりしたけど、あたしはしばらく考える時間を置いて二人にこう答えた。