このメールをあの人に送ったらこれで最後にしよう。
あの人に良い夢を見させてもらえたと思うようにしよう。
やっぱり、あたしみたいな女の子だとどこか物足りないのは初めっから分かってた事じゃない。
だから、あの人はどこも悪くない。
悪いのはあたし。
ちょっと足りないのを埋めきれなかったあたしが悪いの。
いつもと変わらないけど小さな溝が広がらなくても深まってきてるのが分かる。
だから、もうあの人とは潮時なんだと思うの。
せめてあの人の記憶の片隅にでもあたしって女の子が居たって残っててくれるのならそれで良いなぁ。