Locus ~stories ~

主にありふれたシチュエーションをモノローグみたいな感じの書いてるポエムです。

待ってるよ♪

アタシ、待ってるよ。

うん、今はそんな気持ちになんないかも知れないけどキミがちょっとでもそういう気持ちになるまで待ってるよ。

そうだよね。
好きな女の子に思い切って告白して断れたばっかなのに、アタシなんかに好きなんだって言われてもそんな気のはなんないもんね。
アタシだって逆の立場なら多分キミと同じ事を言ってると思うもの。

アハハ、気にしないで構わないよ。
こう見えてもアタシって待つの得意なんだから。

うん、ずっと待ってたから。
また待つのが延びちゃっただけだもん。

何をって、こういうチャンスかな?

結構前からかな。

うん、アタシの事なんてなんとも思ってないって気づいてたから。
だから、好きな想いをずっと胸の中に閉じ込めていたの。
それでキミの友達ってポジションに着いてたの。

うん、卑怯者なんだ、アタシって。
こんな機会をずっと前から伺ってたぐらいにね。

そう、今みたい状況を待つののにキミの友達ってポジションでいたんだ。
それで嫌われても構わないって思いながらね。

ホントの事を全部キミに言っちゃったからアタシんコトを嫌ってくれても良いわよ。

そう、だったら待ってた甲斐はあったかな?

分かってる、だから待ってるよ。