Locus ~stories ~

主にありふれたシチュエーションをモノローグみたいな感じの書いてるポエムです。

だって…。

その、だって好きだから。

うん、嘘なんかじゃない。

へぇ、えっと、ホントにキミと仲良くなった頃は何とも思ってなんか無かったの。

でもね、キミがあたし以外の女の子と仲良くしてるのを見掛けたりすると。何時しかあたしん中にホンの僅かだけど苛立ちが立って来たんだ。

それが少しずつ大きくなってきて、嫉妬してるんだって気づいたの、あたし

あたしには他の女の子みたいに優しくもしてくれないし、あたしってキミん中じゃ、異性として意識すらしてくれてないじゃないかなって思ったら、悲しくなっちゃってさぁ。

その時にキミが好きなんだって自覚したの。

えっと、あたしじゃ望み薄なのは分かっていても、もうこれ以上気持ちを抑えておくの限界っぽいから、思い切ってコクってみたんだ。

やっぱり、あたしじゃダメだよね。
キミのその反応みたら分かるよ。

その、もう一度言ってくれない?
あたしの聞き違いじゃイヤだから。

その、信じて良いの?
じゃ、あたしの事が好きってのを分かりやすく証明してくんないかな?