Locus ~stories ~

主にありふれたシチュエーションをモノローグみたいな感じの書いてるポエムです。

眼鏡の奥に写るのは

眼鏡の奥にキミの姿が写ってる。

アタシなんてキミには興味も無いだろうけど、ずっと遠くからキミだけを見ていたんだ。

それだけで充分だった。
たまに話しかけられた時は胸がドキドキして止まらなかった。

でも、そんな事さえもう叶わない。

キミはもう居ない。
柩の中で何も無かったかのように眠ってる。

泣き崩れそうになるのを堪えてる。

最期の言葉になっちゃったけど、アタシはキミを好きだったよ。
言いそびれてばかりいてごめんね。